The Conceptual Design club_Cattleya コンテンツ
「ブランドデザインのエッセンス(グラフィック編)」

「君たちはわざわざ人生を浪費して、
お金を使ってゴミの作り方を学んでいるんだよ」

と、インターンシップの学生に伝えました。

ブランドデザインに興味ある学生ならば、まずは3つの要素(タイポグラフィー・余白・エレメント)を抑える。ここだけちゃんと抑えておけば、何にでも応用できるという話をしたんです。

紙だろうが、ウェブだろうが、パッケージだろうが、サインだろうが何にでも応用できるのだから、まずは3つの要素をちゃんと抑え、コンセプトをきちんと捉えていけて初めてブランドデザインの領域に入っていけるんです。なぜなら…

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最小工数で最大の効用を生み出すのが
デザインのダイナミズム

だから。

 

若い子はソフトウェアの覚えたてだといろいろなことをやりたがる。やりたいのはわかるけども、実際の現場のクライアントワークだとそうはいかない。クライアントワークでそんなことできないさ、という話。

 

人様の事業を預かる立場にあるのだから。

なぜ、この3つで成立するのか

というと答えはシンプル。ただ単純にコンセプトが強いからです。

 

見た目がきれいなデザインで整っていても、借り物だからスカスカで中身がなく結局デコデコしてしまう。

 

それは、コンセプトが脆弱だからです。

強いコンセプトを具現化させるためには

デザイナーとしての素養が必要です。

 

まずは現状を理解する調査、構想、企画、設計、コンセプト、事業戦略と連なっていって、パワフルなネーミングが生まれ、パワフルなロゴが生まれ、パワフルなアプリケーションが生まれ、パワフルなコミュニケーションにつながり、初めて強いコンセプトが実体となって現れます。

 

そんな前段すっ飛ばして、色や形をどうするって話してもしょうがないよね。そこを無視してツールから入るパターンのデザイナーばかりだからゴミばかり量産されるんです。

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最近、採用面接をよくしています。この前面接した子も涙を流していましたよ。

グラフィックデザイナーが面接中に涙を流すわけ

面接を受けに来てくれた女性は、強気で交渉するつもりだったのだと思います。

 

プロのグラフィックデザイナーとして10年やってきた経歴があるので、それ相応のお給料や待遇でちゃんと評価されるべきだと思い、チャレンジングな気持ちで前のめりで面接に来たと言っていました。だけど…

 

彼女の人生の方向感とORIGAMI社の事業方向感が近いとかなら、一緒に仕事するというのもあり得るけど、とりあえず職にありつければ良いという考えがみえみえ.. で、それなら難しいんじゃないかとはっきり伝えました。

 

普段仕事で使ってるツール類などを見せ、責めるわけではなくあなたがやってるグラフィックデザインは、ブランドデザイン全体のほんの一部とということを示しました。

 

人の事業に触れ預かるので多大な影響を及ぼすことだし、軽い気持ちで仕事に入られてもこちらも困る。

 

最後に「あなたの生き方を整理した上で、人生の方向性とORIGAMI社の事業方向感が近くて、自分の人生を実現に近づけていく為に、ORIGAMI社と仕事することが重要なのだという結論になるなら、また来てみたら」と伝えたんです。

しくしく、しくしく泣いていました。

彼女は外見にコンプレックスもあったのかもしれない… マスク外してみたら素敵なお顔だった。

採用面接を立て続けに実施しているけども、ほとんどの人が全く全体が見えてない完全に欠落している人ばかりです。「大丈夫?」という感じです。

ウソをつくな!

誰もがウソをつかないで生きた方がいい。

 

コンプレックスの裏返しとしてデザイナーという選択。

コンプレックスから逃避するためのイラストレーターという選択。

本当に表現したいなら、誰に何と言われようと表現したらいい。

 

何もかもとろうとするから、そうなってしまうんじゃないの?

二つを取ろうとしないで、どちらか一つを両手でがっつり掴んだほうがいいんじゃない。

希望を創りだすコンセプト・ワーク

美しいコンセプトの不在はとても罪深いことです。


私たちに課せられているのは人生に寄与することのない嘘のコストを見極め、颯爽と廃棄し、自らの存在を超えたアイデアを捕まえ、美しいコンセプトとしてデザインしていくこと。


どうやら魔法の杖は無いようです。
ただここには、過去、現在、未来を紡ぐ「きっかけ」はあると断言しましょう。ともに自身のテーマを見つめ直し、深く洞察し、曖昧さの揺らぎのなかで研鑽して参りましょう。

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Profile

奥平健一朗

Okuhira Ken-ichiro

株式会社折紙 代表取締役 / ブランド・デザイン・ディレクター

出版営業責任者、企画開発・編集責任者、大型セレクトショップ GM、飲食・デザイン事業会社代表取締役 (2004 年退任 )、
IT サービス会社取締役を経て 2006 年、ブランドデザイン事業を展開する株式会社折紙を設立。 以来、多種多岐にわたる事業体においてブランド・ディレクターをつとめ、経営戦略の立案、コンセプト設計や事業設計、ネーミング開発、
CI VI 構築、商品・サービス・コンテンツ開発、事業開発、店鋪開発、コミュニケーションデザイン、PR 企画、 ブランドマネジメントのコンサルティング、リ・ブランディングなどブランドデザインを実装。 クリエイティブディレクション、アートディレクション、コピーライティング、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、インテリアデザイン、 プロダクトデザイン、フォトグラファーとして、ブランドデザイン全域の戦略構築、監修を務める。
主宰するブランドデザイン講座 / Brand Design Method 講師。

島田晋輔

Shinsuke Shimada

記号株式会社 / KIGO INC. 代表取締役

「ゆるく、たのしく、てきとーに。」がモットー。黄金の精神と漆黒の意志で目の前の人とその周りの人達を輝かせることをミッションとし、活動中。
2013 年、事業プランニング、組織コンサルティング、コミュニケーションデザイン、コンテンツ事業開発、 起業・経営支援、プロモーション・プロデュース事業を展開する株式会社 shinrish を設立する。 チームを組みプロジェクト型の事業構築、運営をしていくスタイルで展開。
アート・音楽業界、美容・健康業界、金融・投資業界、IT コンテンツ・ビジネス業界などでゼロからの事業プランニング、 企画立案、全体設計、セールスラインの構築、商品・サービス・コンテンツ開発から新商品のローンチ、ディレクション、プロモーション、 ブランドデザイン、プロデュースの戦略設計、実装、総合アドバイス、監修を務める。 個人支援事業として、人材発掘や育成、ミッションステートメント、ビジョン、バリューの発見、独立起業の支援、コーチング、 リーダーシップコンサルテーションやマネジメントを執行する。
2013 年 4 月に田舎暮らしのため鳥取県智頭町に移住。廃校の教室をリノベーションし、 プライベートオフィスを構えつつ、田舎のコワーキングスペース、シェアオフィス、コミュニティエリアを提供。 智頭町観光協会からの依頼で 6 年に 1 度の伝統行事である御柱祭りでは音楽イベントを主催。また地域創生活動のため講演なども実施。 コンテンツ事業として、ブログやメルマガ、SNS で情報発信を行いイベント、カンファレンス、シンポジウム、対談などを主催し ウェブコンテンツの配信を行なっている。
2018年記号株式会社に社名変更をし、伴うリ・ブランディングを実施。

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